日本全国各地で新幹線が走っており、北陸地方にも北陸新幹線が走っています。
北陸新幹線は、東京駅から群馬県の高崎駅や長野県の長野駅といった大きな地方都市を通り、北陸地方までをつなぐ新幹線で、最終的に大阪府の新大阪駅まで結ばれる予定です。
しかし、結論から言うと、まだ実現できていません!
今回は北陸新幹線と、大阪延伸問題についての記事になっています。

はじめに:北陸新幹線とは
冒頭の紹介でお伝えしましたが、北陸新幹線は関東地方と北陸地方を結んでいます。
現在は新潟県の上越妙高駅を境界に、上越妙高駅以南はJR東日本、以北はJR西日本が運営しています。
走っている新幹線はE7系、W7系でどちらも見た目は赤と青のラインが入ったスタイリッシュな車両で運行しています。
路線は、新潟県、富山県、石川県、福井県の北陸4県すべて結んでいます。

北陸新幹線の歴史
北陸新幹線は1997年10月1日に高崎駅から長野駅まで開業しました。
その後、2015年3月14日に長野駅から石川県金沢市の金沢駅まで延伸、2023年3月16日金沢駅から福井県敦賀市の敦賀駅まで延伸しています。
最終的には新大阪駅まで開通する予定で、開通すれば東海道新幹線に次ぐ東京と大阪を北陸経由で結ぶ新幹線になります。

現在のルートと検討しているルート
現ルートは、北陸4県は各県庁所在地を通り、終点の福井・敦賀駅に到着します。
敦賀駅から新大阪駅までの計画ルートで多くの案がありますが、主に①小浜ルートと②米原ルート、③舞鶴ルートの3つのルートが優位です。
しかし、工期や費用の面で議論になっており、開業の目処がたっていない状態です。
それぞれのルートについてメリットデメリットがあります。

参照:https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1832401#goog_rewarded
①小浜ルート
小浜ルートとは、敦賀駅を出た後、福井の小浜や美浜方面へ得て、京都市、そして新大阪駅に向かう計画のルートです。
こちらのメリットは、福井県全域に新幹線が通り、福井県だけでなく北陸地方の経済活性化が期待できます。現時点での敦賀駅の乗り換えもなくなり、利便性が格段的に上がります。
デメリットは、米原ルートより建設する距離が長くなるので、必然的に工期や費用も多くかかってしまいます。また、歴史的建造物の多い京都市に北陸新幹線が通ることになり、京都の美しい景観やトンネルを掘って地下水が枯渇し、生活環境が損なわれてしまう可能性がある点、そして財政的に費用を負担することが厳しい点から、沿線住民からの反対意見もあります。
②米原ルート
米原ルートは、敦賀駅を出た後、滋賀県のルートを通り、滋賀県の米原駅で東海道新幹線に乗り入れて新大阪駅を目指すルートです。
こちらの大きなメリットは小浜ルートよりも費用を抑えることができる点です。工期も着工から開業まで数年レベルで短くなるのと、建設距離も短いためです。
ただし、琵琶湖の西側を走る湖西線が平行しており、新幹線開業と同時に運営がJRから地方自治体になるので、運賃の値上げ等で住民に負担がかかってしまいます。
新幹線をを作る際は、新幹線が通る県や自治体が建設費用を一部負担する必要があります。
しかし、滋賀県は、在来線がJRから引き離され、多額な建設費も負担することになるので、反対の意見が多くなっているのが現状です。
他にも、北陸新幹線が東海道新幹線に乗り入れる計画ですが、東海道新幹線の本数もひっ迫しているのと会社が違うため、乗り入れ自体難しいとされています。
③舞鶴ルート
第三の選択肢として候補に挙がってきたルートで、①小浜ルートからさらに西に進み、京都府、大阪府へと向かうルートです。
メリットは、京都府の舞鶴市を経由するため、京都府北部地域の需要も拾うことができる点です。
デメリットは、①小浜ルートよりもさらに新設する線路の距離が延びるので、工期、所要時間、費用が大きくなります。
大阪延伸はいつできるのか
2026年時点で新大阪まで延伸する日は、まだ決まっていません。ルートもまだ決定していないので、工事もスタートする日も未定です。
近年日本は建設費の高騰やインフレ、人口減少がどんどん進んでいくので、時間がたつほど、開業のハードルも少しずつ高くなっています。
定期的にルートの協議がされていますが、話は平行線のようです、、
まとめ
今回は、北陸新幹線についてまとめてみました。
雪の降る厳しい季節や強風にも耐性があって便利な新幹線ですが、僕たちが生きている間に大阪まで延伸するする日は来るのでしょうか。
いつ開業できるのかまだまだわからないので、ゆっくり気長に待ちましょう~
では!

